学び・教育 Feed

2013年1月26日 (土)

病、市に出せ 自殺の少ない町

 

徳島の旧海部町は自殺の少ない町として、岡 壇 先生が研究対象にされています。「病、市(いち)に出せ」という格言があり、悩みは一人で抱え込まず、周りの人に開示して助けを求めよ・・らしいです。

分析結果のまとめ

①コミュニティはゆるやかな紐帯

②身内意識が強くない

③援助希求への抵抗が小さい

④他者への評価は人物本位

⑤意欲的な政治参画

http://www.pfizer-zaidan.jp/fo/business/pdf/forum18/fo18_6_03.pdf

 

2012年4月23日 (月)

メルトダウン

 

<大鹿靖明著 メルトダウン>管元首相をはじめ125人に接触して書かれており第1部 悪夢の1週間は知られていない事実を知り得て、一機に読んでしまった。メルトダウンしていたのは原発の炉心だけではなかったんだ。全てが真実ではないのかもしれないが、よく調べて書かれたノンフィクションは知りえなかった事実を教えてくれる貴重な資料だ。読後はいつものように職場の文庫に寄贈する。書評はhttp://facta.co.jp/blog/archives/20120227001071.html

 

2012年2月29日 (水)

由布物忘れネットワーク

 副会長である大分大学医学部総合診療部 吉岩あおい先生の話を道ノ尾病院で昨夕に拝聴しました。私が大学を卒業した時、日本ではアルツハイマー型よりも脳血管性痴呆(その当時は痴呆)が多いと学んだのですが、今は外来で診る認知症患者さんの約半数がアルツハイマーであるし、タイプが大きく4つに分かれています。アバン、カランという薬は効果ないことが分かり、アリセプト、メマリーという薬が使えるようになりましたが、最初に診るかかりつけ医は認知症と分かっても次のステップで右往左往となりがちです。ネットワークを作って最初は大学病院に紹介して正しい診断となっていたそうですが、2か月に1回の勉強会を大学病院の専門医と開業医、介護スタッフが参加するようになって大学への紹介はほとんどなくなってきたそうです。地域医療レベルの底上げが出来たんですね、素晴らしいです。http://orangedoctor.net/kaityo.html

2012年1月22日 (日)

理想の図書館像2012

離島に居ても、忙しくて日中図書館に行けない仕事人間でも利用できるe-bookを提供してくれる図書館が身近にあるといいです。欧米では普及しているようです。電子書籍貸し出しを北海道のある市がやったのはいいが、あまりに需要がないのでやめた話もあります。住民の何%がe-bookを期待しているのか?調査する必要はあります。紙の本を貸し出す図書館が街中にあってcommunityとしての機能は需要があるのは分かりますが、文献はネットで検索、買いたい本はamazonで購入している私にとって、県単位で大きな図書館を新たに造るという議論は??です。http://www.engadget.com/2009/10/27/ebooks-making-libraries-popular-again-can-do-nothing-about-your/

その点、さすが大阪市です。


電子書籍サービスを開始します 大阪市立図書館では、平成24120日(金)より電子書籍サービスを開始します。アメリカの情報提供企業EBSCO(エブスコ)社の提供する図書館向けの電子書籍サービス eBook Collection(EBSCOhost) により、サービス開始時には専門書を中心とした和図書約350タイトルと著作権フリーの英語図書約 3,500タイトルを提供します。 閲覧は無料で、ご自宅のパソコンおよび大阪市立図書館全館の多機能OMLISからご覧いただけます。
【提供タイトル】(平成24120日現在)和図書(約350タイトル) ・歴史史料(「国史大系」等) ・大阪に関する資料(「浪華百事談」等)・資格取得・ビジネス知識の本等
英語図書(約3,500タイトル) ・古典名作等

http://www.oml.city.osaka.jp/topics/ebookstart.html

医師の教育、トレーニングコースでe-learningを導入している学会、企業はありますが、大部分はそれで済みそうな気がします。アメリカの図書館では普通のシステムとして定着しているそうですが、日本もそうなる日が近いのでしょうか。24時間オープン、駐車場付だと郊外になるのでしょうが、あれば確かに便利で使いそうです。 でも、実際そんな図書館が実現可能かと言われたら??

2011年11月21日 (月)

親の介護しながら仕事を続ける

大学時代の同級生のFacebookより紹介します。

認知症の進んでしまった父の介護を始めて半月が経ちました。仕事以外は、食事と排泄、散歩(徘徊?)のお供のため、時間の余裕はなくなりました。でも不思議なことに心には以前よりも少しだけ穏やかさと思いやりと勇気が生まれた気がしています。震災もそうですが、逆境のなかに身をどっぷり浸けてはじめて学べることがあるんだなあと実感しています。
医師として毎日の診療業務をこなしながらお父さんの介護、それでもこういう心境で居られるっていうのは凄いです、頭が下がります。突然身内が脳卒中をおこして退院前に私の場合自宅で親を介護できないので、介護する意思を患者さんの家族から出されると心情的に応援したくなります。
確かに逆境の中に身を置いて学べることは多いです。
ただ気をつけないといけないのは介護する側の負担が大きくなって苦にならないか?持続できるか?ということです。外来時に介護負担についてはカルテに記載するように心がけています。

2011年11月17日 (木)

「性介護士」、障害者介護における論争

チューリヒ/スイス【1115 AFP】スイス人男性のジャック・アルノーさんはこの数年間、身体に障害がある人たちが少々の優しさと性的なケアを受ける権利に応える仕事をしてきた。しかし、多くの人たちの目には「性介護士」という彼の仕事が、医療福祉と売春の間のきわどい一線にあるように映る。

性介護士(セクシュアル・アシスタント)という仕事
50
歳で妻と3人の子どもを持つアルノーさんは、スイスの性介護士の中でも珍しく、自分の仕事についてオープンに語っている1人だ。性介護士が法的資格となって8年以上が経過したスイスでさえ、いまだこの話題はタブーだ。
理学療法士の資格を持ち、泌尿器と女性生殖器に関する専門家であるアルノーさんは、誤解されることが多い障害者への性介護について「このテーマに関しては依然、多くの啓蒙活動が必要だ」と言う。「障害のある人たちも同じ人間。夢や期待もあれば、欲望やフラストレーションだってある」。性介護士という仕事はそうしたニーズに応え、ともすれば障害のために性に積極的になるチャンスがほとんどないかもしれない人たちが、そうでない人たちと同様に人間としての性を感じる機会を提供している。

 障害があるクライアントに、どのように触れたり触れられたりすれば良いかを伝える場合もあれば、オルガスムに達する介助を行う場合もある。すべての場合で、通常は事前にサービスを受ける障害者のニーズと、身体的に可能なことは何かを長時間かけて評価してからサービスを開始する。

性介護士(セクシュアル・アシスタント)という仕事
50
歳で妻と3人の子どもを持つアルノーさんは、スイスの性介護士の中でも珍しく、自分の仕事についてオープンに語っている1人だ。性介護士が法的資格となって8年以上が経過したスイスでさえ、いまだこの話題はタブーだ。

 理学療法士の資格を持ち、泌尿器と女性生殖器に関する専門家であるアルノーさんは、誤解されることが多い障害者への性介護について「このテーマに関しては依然、多くの啓蒙活動が必要だ」と言う。「障害のある人たちも同じ人間。夢や期待もあれば、欲望やフラストレーションだってある」。性介護士という仕事はそうしたニーズに応え、ともすれば障害のために性に積極的になるチャンスがほとんどないかもしれない人たちが、そうでない人たちと同様に人間としての性を感じる機会を提供している。
 障害があるクライアントに、どのように触れたり触れられたりすれば良いかを伝える場合もあれば、オルガスムに達する介助を行う場合もある。すべての場合で、通常は事前にサービスを受ける障害者のニーズと、身体的に可能なことは何かを長時間かけて評価してからサービスを開始する。

『セックスボランティア』、障害者の性と生 宮下 公美子(All About「介護・福祉業界で働く」ガイド
http://allabout.co.jp/gm/gc/295564/

ホワイトハンズ
http://www.whitehands.jp/menu.html

日本にもあります。

性を語ることは今でも冗談の域で話すことはあっても真剣には話していません、これは日本人一般的に言ってそうなんでしょう。学校教育レベルでの性教育がどこまで進んでいるのか私もよく分かりませんが日本ではまずは学生レベルが先決でしょうか?今までは障害者の性まで積極的には手が届かなかったのが実情で、高齢者の性もようやく話題になったと認識しています。
日本で性介護士って資格は本当に活かせるのか難しい面も多いでしょうが、まずは我々が知ることから始まると思います。
実は私、この記事を読むまで知りませんでした。恥ずかしながら...

FBで伏見 真弥 さんからのコメント掲載

そうなんですね。あたしの関わる和光鶴川小学校は小学校一年生から、性教育をしています。我が家もそうですが、、、ただ、ツアーで障害をもつ生徒さんは理性を押さえることが出来ない、。、いや知らないから、介助するあたしや担当者の胸やお尻を悪気なしで触ります。その援助する側を教育する学校でのツアーでも、先生たちが障害があるから、、、じゃなく、性の部分で大変なんだと話してくださいました。実際に友人も施設で生き甲斐を持ち、働いていましたが、利用者からの悪気のないセクハラや仕事中のストーキングに悩まされ、また上司に話をしても仕方ないで軽視され、心を壊し、辞める決意をしたようです。先生、知ってください。また一般の子の性に対する無頓着さを、、、大丈夫かぁ、日本、、、と思います。海外支援をしてる場合ではないと危機感を感じます。

2011年11月16日 (水)

心を開かぬ患者さん

10月22日こころ医療福祉専門学校で行った避難所巡回の設定でボランティアとして医師が質問をしても「なんであんたに話をしないといけないんですか。」と答えてくれない役を演じてくれた学生さん名演技でした。参加者23名、この方の演技でしばらくフリーズ。これはアメリカの医師国家試験面接であるステップ2CSでも必ず1名はいます。

慣れているはずでもその時の写真を見ると思わず右手の拳をかためています。http://www.facebook.com/onizukam実際のところ、なかなか心を閉ざした患者さんの心を開くというのは難儀な作業です。今回は訓練ですから、少し話題を替えて話易いところから責めると少しずつ喋ってくれました。実際、避難所では求められなくてもやってくる医療団に拒否反応を示した方が先の大震災時にはいらしたようで、講師陣の体験に根差した訓練になっていたようです。

それにしても今回のコースは名演技に支えられました。学生さんに感謝しています。

2011年11月 7日 (月)

縁を活かす

その先生が五年生の担任になった時、
一人、服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。
中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。

ある時、少年の一年生からの記録が目に留まった。
「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。 勉強もよくでき、将来が楽しみ」
とある。間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。
二年生になると、「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」
と書かれていた。

三年生では
「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」

後半の記録には
「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」
とあり、四年生になると
「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子どもに暴力をふるう」

先生の胸に激しい痛みが走った。ダメと決めつけていた子が突然、
深い悲しみを生き抜いている生身の人間として自分の前に立ち現れてきたのだ。
先生にとって目を開かれた瞬間であった。

放課後、先生は少年に声をかけた。

「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?
 分からないところは教えてあげるから」

少年は初めて笑顔を見せた。

それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。
授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな喜びがわき起こった。
少年は自信を持ち始めていた。

クリスマスの午後だった。少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。
あとで開けてみると、香水の瓶だった。
亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。
先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。
雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、
先生の胸に顔を埋めて叫んだ。

「ああ、お母さんの匂い! きょうはすてきなクリスマスだ」

六年生では先生は少年の担任ではなくなった。
卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。
「先生は僕のお母さんのようです。
そして、いままで出会った中で一番すばらしい先生でした」

それから六年。またカードが届いた。

「明日は高校の卒業式です。僕は五年生で先生に担当してもらって、
 とても幸せでした。おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」

十年を経て、またカードがきた。
そこには先生と出会えたことへの感謝と父親に叩かれた体験があるから
患者の痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。

「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。
 あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、
 神様のように感じます。

 大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、
 五年生の時に担任してくださった先生です」

そして一年。届いたカードは結婚式の招待状だった。


「母の席に座ってください」

と一行、書き添えられていた。

・。。・゜゜・。。・゜・。。・゜゜・。。・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・

本誌連載にご登場の鈴木秀子先生に教わった話である。

たった一年間の担任の先生との縁。
その縁に少年は無限の光を見出し、それを拠り所として、それからの人生を生きた。
ここにこの少年の素晴らしさがある。

人は誰でも無数の縁の中に生きている。
無数の縁に育まれ、人はその人生を開花させていく。
大事なのは、与えられた縁をどう生かすかである。

『致知』200512月号 総リード

http://www.chichi.co.jp/enwoikasu.html

2011年10月18日 (火)

中学理科で放射線の授業、復活!

 中学の理科の時間に放射線に関して授業が開始、30年ぶりに復活。新学習指導要領において中学校理科「放射線」に関する内容が組み込まれることになりました。


約30年ぶりに復活するその指導内容は理科第一分野「科学技術と人間」の「エネルギー資源」に関わる項目において「放射線の利用とその性質についても触れる」と表記されているものの、総合学習などで「エネルギー」に関する教育実践に取り組んだ中学校の事例を除き、現職の理科教師のほとんどがこの項目について実際の指導経験が無い状況にあります。

長崎市中学校理科研修(放射線)が829日に長崎大学医学部アイソトープセンターで開催されました。

中学理科の先生も大変でしょうが義務教育で正しい知識を学んで欲しいものです。30年ぶりって私は授業受けたんでしょうか?あれ?

http://tech.edu.nagasaki-u.ac.jp/tech/energy/home/index.html

2011年10月 7日 (金)

身につかない教育

金融市場では今、こんなジョークがはやっている。どの国にもなんとも身につかない教育があるという。中国ならマナー教育。米国なら反戦教育。
イタリアなら純愛教育。日本はといえば英語教育。.. そしてギリシャの金銭教育だ。

<日本経済新聞のコラム 「大機小機」10月4日>
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/201110040000/

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