美容・健康・ダイエット Feed

2011年10月20日 (木)

食の安全、福島だけが危険なのか

当院でも線量計を用いて病院祭で販売前に測定しました。μシーベルトの単位で問題ある検出結果はありません。原発由来の人工放射性物質による放射線被曝と、自然界に昔から存在する自然放射線による被曝も、人間や生物に対する放射線障害の影響度としては変わりありません。

花崗岩が自然放射能が高く、かなり多量のγ線を放射します。飛騨地方とか中央構造線に沿った西日本(四国や瀬戸内海沿岸)など、花崗岩質の地盤の地域は高線量となります。花崗岩質の地域では、年間1ミリシーベルトを超える自然放射線の被曝があります。飛騨山地を中心とする地域や中国四国地方、そして九州北部などが高線量の都道府県となっています。一都道府県の中でも地質的に均一ではありませんので、1ミリシーベルト以下の都道府県でも局所的に高線量の場所はあり、倉敷市(児島半島)や尾道市近辺、柳井市近辺などの花崗岩地帯は、放射線量の高い岩質で局所的な高線量地帯(ホットスポット)です。これらの地域では、局所的に年間3~4ミリシーベルトを超える被曝量となる地点もあり、福島県内や栃木県の一部など、福島原発の汚染で高線量被曝が懸念される場所より、局所的には高い線量になります。

福島産農産物の危険性を言うなら、倉敷地方や、瀬戸内海沿岸部の花崗岩質地帯の農産物も忌避すべきなんでしょうか。常識的に考えて結論はNoでしょう。

では、福島産の農産物を病院食として出したらどうか?当院内にも温度差があります。病院食として出すことに医局はOKでも他の部署からはNo.も出ます。

食の安全に関する議論を聞いて理解してくれるお母さん方、ヒステリックになってしまい話を聞いてくれないお母さん方、話をして理解しようと努力するがやっぱり受容できないお母さん方がいらっしゃいます。不買運動をやっている都会のグループがある一部地域では青果卸の段階で福島産はストップという厳しい現実。この問題にどう向き合っていけばいいのか難しいです。

今、自分が出来ることは福島産を継続して購入し、生産者にエールを送ることです。現時点ではこれしか出来ません。 

2011年10月19日 (水)

脳神経外科は総合診療科

「脳神経外科は総合診療科」、日本脳神経外科学会2000人調査  キャリアパスの多様さ、勤務の過酷さが浮き彫りに

2011年1017日 橋本佳子(m3.com編集長)

 「わが国の脳神経外科医は多いという指摘があるが、それは誤解。外科だけに特化している欧米型とは全く異なり、18の基本診療領域の一つであり、予防から、治療からリハビリまで、総合的に神経疾患を診ている。患者にとっては一つの診療科が最初から最後まで診るメリットは大きい

 日本脳神経外科学会理事長で、日本医科大学脳神経外科教授の寺本明氏は、第70回日本脳神経外科学会学術集会の記者会見で、「脳神経外科医の診療の現状とキャリアパス」のアンケート調査結果を踏まえ、こう解説した。アンケートからはキャリアの多様性が浮き彫りになり、寺本氏は「脳と神経の総合診療科としての脳神経外科」の重要性を訴えた。同学会の直近の会員数は8875人、うち専門医は7137人。「日本の神経内科医は約5000人。このような国は珍しく、脳神経外科医の25倍くらいの神経内科医がいるのが普通」(寺本氏)。

同調査は、日本脳神経外科学会の会員を対象に201131日から52日にかけてインターネット上で実施。20112月時点の会員は8673人で、うち2079人から回答を得た(回答率は24%)。

 調査の結果、「脳神経外科やその関連領域(救急やリハビリなども含む)を中心に医療活動に当たっている」のは、3050歳代では9割を超え、60歳代では86.5%、70歳以上でも75.9%に上った。

 その内容は、年齢とともに変化。手術や血管内治療など「狭義の脳神経外科」に従事する脳神経外科医は、50歳までは8割を超えるが、50歳代81.1%、60歳代64.0%、70歳代44.3%と年齢とともに低下。その一方で、神経内科的治療、神経リハビリテーション、脳ドックなど多岐にわたる領域に従事する医師が増える。脳神経外科の経験を踏まえ、内科的な領域にシフトできることが、「生涯現役」で仕事を続けることにつながっている。

 また、定位放射線治療や血管内外科などのサブスペシャリティーに従事する脳神経外科医は、比較的新しい分野であることもあり、3040歳代が多い一方、開業し地域医療に取り組む脳神経外科医は50代から増加、1割を超える。

 一方、調査では、脳神経外科医の厳しい勤務実態も示された。「80時間以上勤務」は、20歳代では42.0%、30歳代では37.1%を占め、50歳代16.7%、60歳代8.1%と年齢が上がっても長時間勤務者は多い。「年間80件以上の手術」が最も多い世代は、30歳代で47.8%に上ったが、50歳代でも33.8%、「年間50件以上の血管内手術」を手がけるのは30歳代で9.2%、40歳代で7.2%という結果だった。~M3.comより

確かに寺本先生がおっしゃるように日本の脳外科医が多いと一時期マスコミで指摘されましたが勘違いでしょう。日本の脳外科医は多岐に渡って仕事をしているので外国人に説明するのが難しいんですが、最初の一文に集約されています。若手脳外科医が減ってくると60代になっても週80時間以上労働が8.1%、そうか~今のうちから健康管理が大切ですね。

2011年10月16日 (日)

福島産フェア完売!

「これはどこ産ですか?」
「福島産です。」
「.....やっぱり買わんばね。」
お買い上げありがとうございました。

「この椎茸も福島産?」
「はい、そうです。」
「中国産より福島の方が安全よね。」
お買い上げありがとうございました。

長崎市民の良識ある判断に感謝します。 二本松農園の方にも喜んで頂いたようで何よりです。
http://d.hatena.ne.jp/cyaginuma/20111018/1318917937

2011年10月15日 (土)

福島産野菜果物@病院祭10月16日販売します!

福島産果物野菜販売@長崎北徳洲会病院祭 2011年10月16日10時~14時 病院前駐車場にて。  

ぶどう(ロザリオビアンコ)1房 300円、りんご(新世界)3個 200円、梨(豊月)3個 200円、きゅうり 3本=100円、ブルーベリージャム 1個 300円、有機たまねぎ 5個 100円、生しいたけ 1袋 200円、えごまみそ 1瓶 180g 400円、もち米 1袋 500円、らっきょう漬け 1パック 200円 他 多数。

天気が良かったらいいのですが....二本松農園より配送してもらいます。

2011年10月13日 (木)

禁煙とダイエット

脳卒中で入院、禁煙と肥満が両方ある方には通常禁煙から指導すると思います。しかし禁煙しだすと口元が寂しくなっていやしくなり太りだすという悪循環。ダイエットの方から始めるという手もありかな~と考えながら渡辺先生の文章読んでいます。

渡辺信幸 

沖縄徳洲会こくらクリニック

禁煙とダイエット。実は喫煙者が肥満傾向にあります。ダイエットがうまくいきますと、禁煙への意欲がわくようです。禁煙外来も併用して成功率が高い傾向があります。体重が減ったことへの自信と、健康意識が芽生えるのでしょう。私自身も3年前にやっとニコチンから抜け出すことができました。奴隷から解放された気持です。今では禁煙指導してます。実はダイエットの指導と共通点があります。今までの食に対する先入観を解きほぐしていくこと(肉を食べると太るとか、野菜を食べると健康になるとか)、タバコに関する刷り込まれているイメージ(禁断症状が強い、気分転換になるなど)を脱洗脳すること。つまり真実を分かりやすく説明することから始まります。根拠のない風説がダイエット、禁煙の邪魔になるのです。

2011年10月12日 (水)

濃厚な牛乳が飲みたい!

長崎県雲仙市愛野町展望台手前にあるジャージーファームという牧場直営ショップ。癒し系のお姉さんにミルクジェラード、コーンでお願いしま~す。牛乳、酸っぱい系のヨーグルトを買って長崎までと言うと氷でパックしてくれます。常連なのでアイスボックス持参します、次回は。

メタボまっしぐら食欲の秋。
http://nagasakijf.com/item.html

2011年10月 5日 (水)

健康講座@滑石公民館

講師は当院管理栄養士と私。栄養士と組むのはこれで2回目。今日は初めて放射能汚染の基礎知識から食事、運動、肥満、認知症から最後は脳卒中でした。ご高齢の男性が1名よく眠っておられてイビキまでかいていらっしゃいましたが終わると途端に覚醒されて拍手だけ頂戴、自分の学生時代を思い出しました。多岐にわたって話をすると質問がし易いのでしょうか、今日は難しい質問が多くて冷や汗かきました。

一番インパクトあったのは食事のカロリー、スポーツ飲料に糖分が多いこと、どの程度歩けばいいのか?でした。滑石公民館の周囲4.2Km 80m/分で52分歩いて男性1名、女性3名の消費カロリーが105Kcal。インターネットでこういう情報まで入る時代になりました。

福島県産農産物に関しては皆さん良識ある判断をされているようで安堵しました

2011年9月30日 (金)

長崎に福島産果物が流通している訳

<市場関係者、放射線を学ぶ 長崎>

長崎で福島県産の農産物が出回っているのには正しい知識がベースにあったんですね。9月前半は大きな福島産の桃、今日は梨がスーパーには並んでいました。

同市入船町で青果店を経営している江崎一幸さん(50)は、「放射線が怖いからと他産地のものを選ぶ人もいて、福島の桃は例年の半値くらいに落ち込んでいる。安全だということが分かったので、お客さんに自信を持って説明して売り込みたい」と話していた。2011/08/22付 西日本新聞朝刊
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/259477

2011年9月26日 (月)

生産者への脅しは削除されました

最近まで下記のような文章がFacebook上で盛んに支持を集めていました。さすがに松田教授もこの文章は消去されました。ただ、今後二度とこういう間違った情報が流れないようにブログ上では紹介しておきます。

§  【食料生産者の皆さんへ】 国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争に陥った場合に餓死を避けるためにやむを得ず口にする食物の汚染上限です。もしも放射性セシウム137500Bq/Kgも含まれた食品を3年食べたら致死量に達します。
全てが基準値ぎりぎりではないとしても重複内部被曝を考えれば政府の暫定基準値では10年後に半数以上の国民が致死量以上に内部被曝する可能性が95%を超えます。つまり暫定基準500Bq/Kg未満で安全宣言すすると言うことは、その食品を食べた人が10年後に半数は死亡してもかまわないと言っているのと同じだと言うことを忘れないでください。
松田 浩平 http://www.facebook.com/KoheiMazda?sk=wall&v...

仮にセシウム137500Bq/Kgも含まれた食品を3年食べた時の内部被曝量は、1kg x 365 x 3 x 500Bq/kg x 1.3×10E-5mSV/Bq = mSV  

年間にすれば、2.3mSV/年です。

(緊急被曝医療研修のWebでは、Cs-137は、経口摂取が1.3X10の-8乗(Sv/Bq)となっています。
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html

単位が1.3X10の-5乗(mSv/Bq)。mSVだと絶対値を1000倍することになるので、3X10の-5乗。)

地球に住んでいる我々は世界の平均で年間2.4mSv、日本では1.5mSvの自然放射線を身体の内外から被曝していますが、健康への影響がないことが証明されています。2.3mSV/年は年間に受けている自然放射線と変わりません。なお、ベクレル(Bq)は放射性物質が出す放射線の強さ、つまり放射能を表す単位です。1Bqは1秒間に1個の放射性核種が崩壊することです。シーベルト(Sv)は人体が放射線を受けたとき、その影響の度合いを測る時に使われる単位です。ミリは1000分の1を意味しまので1Sv=1000mSv。 

上限500Bq毎日食べる人は居ませんし、半減期を考慮すれば更に問題ないことになります。実際、ネットで福島から農産物を送る業者の方のHPでは50Bq以下に限定と厳しく設定している業者もいらっしゃいます。

2011年9月22日 (木)

食品中の放射性物質について正しく怖れる

科学と生活のイーハトーヴ
http://blog.ihatovo.com/archives/5095

友人から教えて貰ったブログです。正しく怖れるってことは難しいですね。よく出来たブログですので一部を紹介させて頂きます。

「いまの暫定規制値ギリギリの食品だけで構成された食事を、毎日食べ続けたとしたら、何年で追加の累積実効線量100 mSvに達するか」これを何年食べ続けると100 mSvに達するかというと100(mSv)÷0.010405(mSv)÷36526.3(年)

【考察】だいたい26年くらいで100 mSvに達するようで、意外に早い気もします。しかし、これは、あくまで食事が暫定規制値ギリギリの食品のみで構成されていたとして、そしてそれを三食、毎日食べ続けていたとしての話です。

 実際の食事全体に含まれる放射性物質が暫定規制値の半分であれば、50年くらいに伸びますし、10分の1であれば、260年くらいになります。
 食事の量によっても、もちろん計算結果は変わります。

 暫定規制値ギリギリの食品だけを今後ずっと食べ続ける、という状況は考えにくいので、今、市場に出回っている食品を食べている分には、(放射性セシウム以外の核種を考慮したとしても)、追加の累積実効線量が100 mSvに達することは、まあ寿命で死ぬまでないかな、と考えられます。

Powered by Six Apart