« 2011年9月 | メイン | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月31日 (月)

トルコ東部地震巡回診療終了

<トルコ東部地震 活動報告7 >寒い中、体調を崩さずに無事に任務を終えて明日帰国とのこと。お疲れ様でした。

10月29日 14:30(現地時間8:30)宿営地よりエルジシュに向けて移動を開始した。 本日も巡回診療を行う。
23:30(現地時間17:30)本日の診療を終了し、宿営地へ向けて出発した。 本日はバイラム村(位置的にエルジシュとカラタブクの中間点の村)でモスクを借りて診療を実施。 診療数は次の通り。男性33名、女性67名、合計100名 内訳は内科40名、小児科49名、外科11名である。

気候は寒く、雪もパラつく事もあったが、全員体調は良好。 食事も問題なくとれているとの事。 今回派遣されたメンバーは本日で診療を終了し、明日はヴァン市長へ挨拶をしたのち首都アンカラへ移動する予定。アンカラでは今回情報提供をして頂いた日本大使館へ、挨拶と今回の診療について報告をしたのち日本へ帰国となる。 ヴァンからの移動は現地時間午前11時30分頃を予定とのこと。 ~途中略~メンバーは31日に日本に向け出国の予定。

今回のTMAT派遣では、広範囲に巡回診療を中心とした活動を行った。またモスクや学校などを間借りした仮設診療所での活動も実施。現地の医療面は徐々に充実をみせており、患者層も重傷者や外科系が減少。内科や小児科の診療が増加をたどった。 一方国の要請としては物資面が挙げられること等も踏まえ、現地の情報と医療ニーズの必要性を判断して今回の派遣で帰国をむかえる運びとなる。なお本隊は1日に成田着の予定。

(文責 TMAT事務

局 鑓水弘樹/齋藤一真)http://www.tmat.or.jp/tdmat/report/turky7.html

2011年10月30日 (日)

トルコ東部地震 カラタブク

 1028日(金) 15:00(現地時間9:00)本日の活動を開始。本日も訪問診療を行う。16:50 地震による死者570人、負傷者2500人以上との報道あり。

19:00(現地時間13:00)エルジシュの西にあるカラタブクを訪問。 現地の学校を借りて仮設の診療所として診療を開始した。 カラタブクは地震による建物の倒壊等直接の被害はなかったものの、大きな揺れを感じ負傷者が出ている状況であった。住民は建物が倒壊する可能性があることに強い不安を感じ屋外で生活をしている。国内からの支援は医療・物資共に殆ど届いておらず不足している模様。

23:30(現地時間17:30)カラタブクでの診療を終了し宿営地へ向けて出発した。 本日は男性20名・女性32名の合計52名の診療を行った。 診療科別の内訳は内科13名・外科9名・小児科30名で、1名下肢の切創があり縫合を施行した。隊員の健康状態は皆問題なし。現在行っている巡回診療は、地元クルド人の有力者の協力のもと点在する村々を回って行っている。 今回の震災では小さい村々も被災しており、家屋がつぶれ生活条件が悪化する中、さらに気象条件の悪化も重なり体調を崩す人が出てきていると思われる。

宗教上の関係か、女性・子供の大半は自宅で暮らしており、外出することが少ないようである。 その為、子供・女性の診療数が多くなる傾向があり、我々TMATの出向く医療の必要性を ここでも感じている。 明日も巡回診療を行う予定であるが、この3日間の巡回診療で多くの村を回る事になり、 第二陣の派遣は不要と考えている。我々第一陣も明日の活動で終了となると思われる。(文責 TMAT事務局 齋藤一真/橋爪慶人) http://www.tmat.or.jp/tdmat/report/turky6.html

第1陣の皆さん、寒い中お疲れ様です。もう少し頑張って無事な帰国を祈ります。

2011年10月29日 (土)

トルコでの訪問診療にエール

トルコは10℃を下回る寒さの中、巡回診療を開始されたとのこと。防寒対策しながらの診療にエールを送ります!
<訪問診療中、トルコ東部地震>
10月27日(木)
10:50頃(現地時間4:50頃)地震による死者480以上、負傷者1600人以上との報道あり。

11:30頃(現地時間5:30頃)TMATチーム8名は仮設の救護所となっているエルジシュの体育館に向けて出発した。 現地は雨が降っており、気温は10℃を下回り少し寒いとの事。隊員は皆健康状態に問題なし。

13:00頃(現地時間7:00頃)目標としていたエルジシュの体育館に到着し、体育館で民間医療チームのANADOLU(ジョーンズホプキンスメディスン)と接触した。同チームは仮設診療所と併せて周辺地域の巡回診療も行っており、TMATチームは協力要請を受け行動を共にすることに決定した。 ANADOLUの活動開始まで時間があった為、衛生状況が悪化している体育館救護所周辺や仮設テントの清掃活動を行った。 エルジシュは時折雪交じりの雨が降るほど気温が低下している模様。十分な防寒対策をとって行動することにした。

17:00頃(現地時間11:00頃)新たに現地に精通したコーディネーターを得た。 その為予定を変更し、近隣住民への訪問を開始した。 訪問先で救護所へ行けない傷病者がいた為診療を開始した。

22:00頃(現地時間16:00頃)地震による死者534名、負傷者2300名以上、倒壊もしくは使用不可能となった建物は3000棟以上との報道あり。
22:15頃(現地時間16:15頃)近隣地区の訪問診療を終了し宿営地へ向け出発した。 7集落を訪問し男性4名・女性28名の計32名の診察を行った。 診療科別の内訳は内科12名・小児科15名・外科5名でその中に重症者はいなかった。

23:30(現地時間17:30)ミーティングを宿営地にて行った。 その結果現地コーディネーターの案内により明日以降も他の地域に活動範囲を広げて訪問診療を行う事に決定。 メンバー全員の健康状態は良好。 これにて本日の活動は終了。
 http://www.tmat.or.jp/tdmat/report/turky5.html

2011年10月27日 (木)

福島産芋がらを食す

九州でも芋づるを食すことはありますが、福島から送ってきた芋がらを食すのは初めて。2

日間もつけてあくを抜き、煮ものにするとこの通り。どこに隠れてしまったのか見つけるに一苦労ですが、繊維成分が残っていて歯ごたえあり、美味しかったです。北国では乾燥させて大事な保存食になるんですね。

芋がらの3分間クッキング

http://www.ntv.co.jp/3min/recipe/19980212.html

2011年10月26日 (水)

トルコ東部地震 活動報告TMAT3  10月25日

長崎TMATベーシックコースに日曜まで居らした茅ヶ崎の濱田看護師、23日夕に長崎空港でちゃんぽん食べた後、翌日にはトルコに先遣隊として行かれていたんですね。出雲の福添看護師同様、長崎からエールを送ります。

 

<トルコ東部地震 活動報告3  10月25日(火)>TMAT HPより
12:00頃  先遣隊より現地に到着した旨連絡があり、これより情報収集にあたるとのこと。
19:30頃 地震による死者が350名以上になったとの報道があった。

21:00頃(現地時間15時頃) 先遣隊3名はイスタンブール総領事館を訪問した。活動開始の報告のご挨拶を済ませ、現地時間16時頃総領事館を出発。この後、空港に向かい本隊の出迎え準備をする予定。なお、イスタンブールではマイクロバスを手配しており、本隊メンバーと荷物の移動が可能である。 また、被災地ヴァンでの車両とコーディネーターの確保も済んでおり、ヴァンでの物資購入も可能とのことである。

24:00頃(現地時間18時頃) 高力医師を隊長とする本隊5名は定刻どおりイスタンブールへ到着した。 本隊は空港で先遣隊と合流し、ミーティングを実施。その後、本日の宿営地に向かった。 明日は現地時間7時(日本時間13時)のヴァン行きのフライトにて被災地に向かう予定。写真は先遣隊3名と現地の協力者。

http://www.tmat.or.jp/tdmat/report/turky3.html

TMAT 被災地VANへ

トルコ地震被災地VANに入るNPO法人 TMATの動向に注目します。看護師の福添さんは出雲から長崎に先週末来られ、出雲へ帰る途中で成田に向かわれました。疲れもたまっているでしょうが、グルド人居住区でトルコ政府との戦闘地域が近い地域での活動が出来るのか?先遣隊の活動報告を長崎で待っています。無事に帰ってきてください。
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2011/10/25/11Turkey/

NPO医師らがトルコへ 大地震で救援

トルコ東部大地震の被災地で救援活動に取り組むため、医療法人徳洲会の医師らでつくるNPO法人TMAT(東京)の医師や看護師ら5人が25日、成田空港からトルコ航空機でイスタンブールに向かった。 一行は、茅ケ崎徳洲会総合病院(神奈川県茅ケ崎市)の高力俊策医師ら医師2人、看護師2人と薬剤師。26日午前にトルコ東部のワンに到着し、約1週間活動する予定。東日本大震災のほか、昨年1月のハイチ大地震でも現地入りした中部徳洲会病院(沖縄市)の池原康一医師(41)は「いつでも活動できるよう準備している。少しでも地元の人たちの手助けをしたい」と話し、出国ゲートに向かった。

2011年10月25日 (火)

トルコ政府が他国に介入して欲しくない理由

<トルコ地震、トルコ政府が他国に介入して欲しくない理由>
クルド人が多い地域だけに政治的意図で政府が動いている訳ですね。日本の新聞はそこまで書かないのでさっぱり分かりません。やっぱり時には外国の新聞に目を通そうと思いました。

国営アナトリア通信が報じたところによると、エルドアン首相は23日夕方にクルド人の多く住むこの地域に向かって出発した。同首相の迅速な対応は、被害が深刻であることだけでなく、災害にうまく対処することが政治的に重要であることも示唆している。 
 地震の発生した地域では、クルド人国家の樹立を目指すクルド労働者党(PKK)が活動しており、その支持者も多くいる。エルドアン首相はPKKの鎮圧ないし弱体化を目指しており、一般クルド人からの支持を再び取り付けようと懸命だ。トルコ軍は、19日にPKKの襲撃により24人のトルコ兵が死亡したことを受け、23日も1万人体制でクルド人武装勢力への攻撃を続けた。 

http://jp.wsj.com/World/Europe/node_330117

2011年10月23日 (日)

記者会見の訓練

28回災害救護国際協力ベーシックコース@長崎 最終

今日は被災地への出動準備についてグループ別で討論後発表、連携組織について講義後、テスト。職種別での活動に分かれ、発展途上国での支援を念頭に置いて日本ではあまり使用されなくなった石膏ギプス固定を医師グループでは練習。過去の医療支援別に机上訓練後、記者会見訓練が待ち受けていました。記者に扮したチューターからの厳しい質問にたじたじで冷たい汗がたら~、何とか無事に終了。マスコミ対策は重要です、こけないように、予想しない質問に慌てないように。

土日を潰して全国から駆け付けて頂いたチューター、アシスタントの皆さん、施設を提供、ボランティア学生を出してくれたこころ医療技術専門学校に感謝申し上げます。雨は降らずに天気も週末味方してくれました。

明日24日月曜午後628分 長崎国際テレビ NCC スーパーチャンネル長崎で放映予定。

第28回災害救護国際協力ベーシックコース@長崎 初日

本日長崎NCCのニュースで取り上げて頂きました。朝は炊き出し、昼はトリアージ、衛星℡、トランシーバーでの情報伝達、巡回診療をこころ医療専門学校の学生さんにボランティアになって頂き、実習をしました。

トリアージ

Triage)は、人材・資源の制約の著しい災害医療において、最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定すること。(Wikiより)なんだそうですが、治療の必要がない黒タッグをつけることには躊躇いがありました。実際、私がトリアージすることはないのかもしれませんが考え方、実際の訓練を受けることが出来たことは有意義でした。明日まで続きます。

2011年10月20日 (木)

食の安全、福島だけが危険なのか

当院でも線量計を用いて病院祭で販売前に測定しました。μシーベルトの単位で問題ある検出結果はありません。原発由来の人工放射性物質による放射線被曝と、自然界に昔から存在する自然放射線による被曝も、人間や生物に対する放射線障害の影響度としては変わりありません。

花崗岩が自然放射能が高く、かなり多量のγ線を放射します。飛騨地方とか中央構造線に沿った西日本(四国や瀬戸内海沿岸)など、花崗岩質の地盤の地域は高線量となります。花崗岩質の地域では、年間1ミリシーベルトを超える自然放射線の被曝があります。飛騨山地を中心とする地域や中国四国地方、そして九州北部などが高線量の都道府県となっています。一都道府県の中でも地質的に均一ではありませんので、1ミリシーベルト以下の都道府県でも局所的に高線量の場所はあり、倉敷市(児島半島)や尾道市近辺、柳井市近辺などの花崗岩地帯は、放射線量の高い岩質で局所的な高線量地帯(ホットスポット)です。これらの地域では、局所的に年間3~4ミリシーベルトを超える被曝量となる地点もあり、福島県内や栃木県の一部など、福島原発の汚染で高線量被曝が懸念される場所より、局所的には高い線量になります。

福島産農産物の危険性を言うなら、倉敷地方や、瀬戸内海沿岸部の花崗岩質地帯の農産物も忌避すべきなんでしょうか。常識的に考えて結論はNoでしょう。

では、福島産の農産物を病院食として出したらどうか?当院内にも温度差があります。病院食として出すことに医局はOKでも他の部署からはNo.も出ます。

食の安全に関する議論を聞いて理解してくれるお母さん方、ヒステリックになってしまい話を聞いてくれないお母さん方、話をして理解しようと努力するがやっぱり受容できないお母さん方がいらっしゃいます。不買運動をやっている都会のグループがある一部地域では青果卸の段階で福島産はストップという厳しい現実。この問題にどう向き合っていけばいいのか難しいです。

今、自分が出来ることは福島産を継続して購入し、生産者にエールを送ることです。現時点ではこれしか出来ません。 

Powered by Six Apart