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2011年6月

2011年6月23日 (木)

「低線量被ばくによるがんリスク」論文解題

【寄稿】「低線量被ばくによるがんリスク」論文解題:調麻佐志・東工大准教授

http://smc-japan.org/?p=2026

福島県内の多くの地点で外部被ばくのレベルは長期的ながんリスクが存在するレベルに達していると科学が結論しても、直ちに域外へと避難しなければならないことを科学が教えてくれるわけではありません。判断には、科学的に適切な証拠が非常に大切ですが、さらに重要な別種の(社会的)議論も必要です。~と書いてありました。解任請求をする前に別種の社会的議論、十分出来ているんでしょうか。責任を誰かに転嫁するよりも議論し、国が出す方針に正確を期し、それに従うことが重要でしょうね。

2011年6月19日 (日)

山下教授解任要求に疑問

「福島原発のリスクを軽視している」 「安全説」?山下教授に解任要求署名が出ているらしいのですが。。

私は山下先生の考えに同感です。NGOや被災者に惑わされて基準を巡って右往左往するのは好ましくありません。国の指針に従って避難するのが国民の義務、その費用は国民全体が背負っていくべきものです。国として基準を決めなければ、指示もできなければ支援もできません。国を信用せず、支えようともしない日本国民っておかしくないですか。解任要求を出されている方、もう少し冷静に考えることはできないのでしょうか。

~福島第1原発から放射性物質が放出されて続けている問題で、一貫して「安全・安心説」を唱えていると受け止められている識者が、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一・長崎大学教授だ。1年間に許容される被曝量として「20ミリシーベルト」という数字が議論になるなか、山下氏は「100ミリシーベルト以下のリスクは分からない」との立場を崩していない。これが「リスクを軽視している」と批判を浴びており、NGOは、解任を呼びかける署名活動を始めている。

山下氏は、長崎市生まれの被曝二世。1991年から約20年間にわたって、チェルノブイリやセミパラチンスクでの被曝者治療に携わっている。05年から2年間は、世界保健機関(WHO)のジュネーブ本部で放射線プログラム専門科学官を務めている。福島県の放射線リスク管理アドバイザーには319日に就任し、県内の講演会で「放射能を『正しく恐れる』ことが大事」などと説いている。
「年間100ミリシーベルト」の評価
山下氏に対して解任要求をしているのは、FoE Japanやグリーンピース・ジャパンなどの環境NGO610日に菅首相や佐藤雄平福島県知事に宛てた要請文の中で、(1)特に放射線量が高い地域において、避難・疎開・夏休みの前倒しを促進すること(2)子どもを含む県民の内部被ばく検査の実施、など4項目を要求。そのなかの一つに、山下氏の解任が入っている。要請文では、
「低線量被ばくのリスクを軽視し、『100ミリシーベルトまでは、妊婦も含めて安全』との言動を福島県内で繰り返しています」
と山下氏を批判。署名活動を76日まで展開するという。
山下氏の発言で主に批判が集中しているのは、「100ミリシーベルト」の評価と、住民を避難させる範囲についてだ。
例えば、53日に、福島第1原発から50キロ以上離れた福島県二本松市で行われた講演会では、山下氏は
100ミリシーベルトで、5人くらいがんのリスクが上がることが、長年の調査結果で分かっている。100ミリシーベルト以下は分からない。明らかな発がんリスクは観察されていないし、これからも、それを証明することは非常に困難」
と発言。 「二本松は危険だから逃げろ」という声があることについてはとんでもないこと」と反論。
「皆さん、現実、ここに住んでいるし、住み続けなければならない。広島、長崎もそうだったし、チェルノブイリもそういう状況。そういう中で、明らかな病気は、事故直後のヨウ素による子どもの甲状腺がんのみ。このような現実をもって話している。国の指針が出た段階では、国の指針に従うのが国民の義務だと思うので、そのような内容でしか答えられない」と発言し、「国の指針に従うのが国民の義務」という発言が、さらに地域住民の反感を読んだ模様だ。

30キロ圏外でも必要ならば避難させなきゃだめ」
その後も、山下氏は「100ミリシーベルト以下のリスクは確認出来ていない」との立場を崩しておらず、524日発売の「週刊朝日増刊 朝日ジャーナル 原発と人間」の中では、「1回、100ミリシーベルト浴びると、例えば細胞に傷が100個できます。1ミリシーベルト受けると細胞に傷が1個できます。100個の傷にはときどきエラーが起きますが、1個の傷は体がすぐ治します。遺伝子は傷がついても治るという生物学的な生命現象が大前提としてあるので、僕は、微量の被曝には過敏になるな、と言っているんです」と主張。
「潮」116月号では、
「原発の放射性物質によってがんにかかりうるといっても、がんは日本人の3人に1人がかかる病気だ。確率論的に誰にでも起こりうる病気なのに、『放射線のせいでがんにかかる』と心配して生活を台無しにしても仕方がない」とも述べている。
ただし、住民を避難させる範囲については、前出の朝日ジャーナルの中で
「僕は飯舘や浪江、川俣の一部の数値が高いのを見て、自主避難ではだめだ、きちんと命令してあげないといけないと言ってきたんです。国に対しても、30キロ圏外でも必要ならば避難させなきゃだめだとも言ってきました」
と述べており、講演会での発言との整合性を問われる可能性もある。
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13日に行われた福島県議会の特別委員会でも、山下氏のアドバイザー解任を求める声があがっており、今後も波紋は広がりそうだ。~

http://www.j-cast.com/2011/06/14098424.html

2011年6月 7日 (火)

健康講座6月7日@時津公民館

192名の参加、ありがとうございました。最高齢は92才の方でした。予定されていたゲートボールが小雨で中止となり講演に来られた方もいらしたようです。250名収容の会場で192名ですから多かったです。今日は10時から前半は作業療法師にお願いし、休憩でストレッチ体操してから1時間お話しました。

最後のスライドで東北の地震、津波対策の話をしました。長崎では地震の可能性は低いのですが梅雨から秋の台風までは水害の危険性があります。避難所はどこか、何を最小限持って逃げるのか、日頃からの備えは肝要です。天災に対する日頃の準備が必要なように、脳卒中がいつおこるか分からない年代の聴衆には切実なテーマであったかもしれません。192名は健康講座の中では2番目に多かったと館長からお聞きしました。 次回は上長与公民館で7月13日水曜午前10時~12時の予定です。

2011年6月 2日 (木)

健康講座@滑石公民館

新築された公民館3Fのセミナー室を利用し32名の参加者の前で講演をさせて頂きました。皆さん机の上に資料を開いてメモをとられ質問も相次ぎました。演者も話がしやすい部屋で講演するには快適な環境でした。来週、時津公民館では150名と聞いていますから勝手が違うでしょう。50分話をして、その後質問の時間、休憩10分、ストレッチ体操後にリハビリ理学療法士から1時間講演がありました。

Q1. カテーテル検査はどこからしますか?

A1. 足の付け根、ソケイを指さしてココに局所麻酔をして管を入れますが、右手、肘からカテを進めることも出来ます。血管の曲がりが強くて腕、足、いずれからも入らない場合、頸動脈を直接穿刺することも稀ですがあります。

1.スライドで鳥の串刺しに見える写真は何ですか?

A1.これは頸動脈ステント術後3カ月目に別の病気で亡くなれた方から献体頂き、頸動脈を取り出してステントが入っている血管の上下、中と特殊なカッターで業者に切ってもらい血管、ステント、アテローム、血管内皮を観察しています。ステントと血管壁との間にアテローム(脂肪の塊り)がサンドウィッチされているのが分かります。説明不足でした。確かに鳥の串刺し様に見えます。

Q1.疲れが溜まった日が続くと下にある物を首を下にして取り、頭を上げた瞬間、ふらつきが強くでるのですが脳卒中の前兆ですか?

A1.吐気、頭痛がなく単なるめまいだけでしたら頭ではなく、耳の奥、鼓膜の更に奥にある三半規管というカタツムリの形をした平衡器の障害かもしれません。めまいが強い場合は横になって休めば治るようですし、膝や腰が悪くなかれば体を下げて、なるだけ頭を上下に動かさない方がいいかもしれません。

Q1.右手の指先が痺れます。特に朝、起きた時に痛みを伴います。

A1.手根菅症候群のようです。頸椎が原因で起こることもありますが、診察させて頂いたところ、これは整形外科に行かれた方がいいですね。

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